日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-1.27pt(低下率6.55%)の18.10ptと低下した。
なお、高値は18.39pt、安値は17.75pt。
米中貿易協議の進展期待を背景とした前日の米国株式市場の大幅高や、1ドル=106円台の円安を好感し、本日の日経VIは大幅に低下して始まった。
しかし、その後は、米中協議の行方を見極めたいなどとのムードも依然強く、狭いレンジでの小動きとなった。
【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。