韓国政府は28日、国内での仮想通貨取引の規制に関する追加措置を講じると発表した。 「仮想通貨が実際の通貨としての役割を果たすことが出来ないことや、過度なボラティリティによって大きな損失を被る可能性があると幾度も警告してきた」と政府は声明を発表している。
声明では、具体的な例は挙げていないものの、韓国の取引所において、ほとんどの仮想通貨の取引価格が他国の取引所よりも高いことも指摘。
韓国は以前にも仮想通貨への課税計画を発表していた。
この追加措置には匿名でのアカウント開設の禁止に加え、必要に応じて当局が取引所を閉鎖できるようにする新しい法案を含んでいるという。
これを受けてビットコインは12時ごろに一時1,670,110円と今日の安値をつけた。
ただし、仮想通貨に対する韓国の消極的な姿勢は従前から伝わっていた通りである。
とはいえ、同報道が今後各所で盛んに報じられることで日本でも、もう一段下落してくる展開も想定されるため状況を注視したい。
なお、韓国の取引所であるBithumbでは14時10分現在、ビットコインの前日比11.31％安を筆頭に全面安商状（リップルを除く）、Coin Market Capでもビットコインは同11.23％安の14,802.00ドルとなっている。
※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドル及びアルトコイン上昇率はCoin Market Capを参照。
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