Orchestra Holdings (T:6533)は14日、2018年12月期連結決算を発表した。
売上高が前期比23.0%増の72.55億円、営業利益が同30.0%増の4.74億円、経常利益が同25.5%増の4.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.4%増の3.26億円となった。
ソリューション事業の売上高は前期比448.9%増の6.76億円、セグメント利益(営業利益)は同374.9%増の1.66億円となった。
前第3四半期より新たに開始した同事業においては、事業開始以来4件のM&Aを実施し、開発体制の拡充を進めた。
IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件受注が順調に拡大した。
デジタルマーケティング事業の売上高は前期比13.3%増の62.19億円、セグメント利益(営業利益)は同13.8%増の8.28億円となった。
主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移し、取扱高が拡大した。
ライフテクノロジー事業の売上高は前期比29.6%増の3.89億円、セグメント利益(営業利益)は同217.2%増の0.21億円となった。
主力2アプリに続き、メンタルヘルス分野における相談に特化した新サービスを開始し、引き続き新規ユーザー獲得のためのプロモーション施策を講じるとともに、収益拡大に向けた取組みを推進した。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.9%増の95.00億円、営業利益が同20.2%増の5.70億円、経常利益が同24.0%増の5.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.0%増の3.92億円を見込んでいる。