🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

C&Gシステムズ Research Memo(2):CADとCAMを融合することでの利便性や、海外展開を見越して経営統合

発行済 2015-09-18 09:02
更新済 2015-09-18 09:33
C&Gシステムズ Research Memo(2):CADとCAMを融合することでの利便性や、海外展開を見越して経営統合
TM
-
CAJPY
-
7731
-
7733
-
6752
-
5332
-
6770
-
6645
-
7259
-
7272
-
7988
-
8056
-
■会社概要 (1)沿革 C&Gシステムズ {{|0:}}の起源は、主にCAD(コンピュータ設計支援:Computer Aided Design)を事業の主体とするコンピュータエンジニアリング(株)とCAM(コンピュータ製造支援:Computer Aided Manufacturing)を製造する(株)グラフィックプロダクツという2つの会社に由来する。
当初はそれぞれ別々に企業活動を行っていたが、CADとCAMを融合することによるユーザビリティの向上や、将来の海外展開を見越して、両社は2007年3月に株式移転方式による経営統合に合意。
同年7月には純粋持株会社であるアルファホールディングス(株)を設立してその株式をJASDAQ証券取引所(当時)に上場した。
その後、純粋持株会社であるアルファホールディングスが2010年に両社を吸収する形で新たなスタートを切り、社名を現在の(株)C&Gシステムズに変更し現在に至っている。
(2)事業内容 同社の事業セグメントは、金型設計・製造用のCAD/CAMシステムの製造、販売、保守サービスを行う「CAD/CAMシステム等事業」と金型製造を請負う「金型製造事業」の2事業。
2015年12月期第2四半期のセグメント別売上比率は、CAD/CAMシステム等事業が79%、金型製造事業が21%であった。
さらにCAD/CAMシステム等事業は3つに分類され、CAD/CAM製品の販売が連結売上高の32%、保守サービスが44%、開発サービスが3%に分けられる。
主要ユーザーはトヨタ自動車 (TOKYO:7203)、アイシン精機 (TOKYO:7259)、ヤマハ発動機 (TOKYO:7272)、パナソニック (TOKYO:6752)、オムロン (TOKYO:6645)、アルプス電気 (TOKYO:6770)、ニフコ (TOKYO:7988)、TOTO (TOKYO:5332)、ニコン (TOKYO:7731)、キヤノン (TOKYO:7751)、オリンパス (TOKYO:7733)などの大手メーカーから中小金型メーカーまで幅広く、総ユーザー数(事業所数)は7,000を超えている。
ただし、これらの顧客のうち約5,500事業所は従業員20人未満の中小メーカーとのこと。
販売は約80%が代理店経由(大手代理店5社、主要1次代理店約30社)、約20%が直接販売となっているが、代理店販売であっても同社の技術スタッフが同伴するケースが多く、顧客ニーズを細かく汲み取っている。
国内の金型設計用CAD/CAMシステム市場における正確な統計は整備されていないが、矢野経済研究所のデータによれば同社のシェアは約20%で、国内では日本ユニシス (TOKYO:8056)グループに次いで第2位となっている。
金型製造事業は、北米の自動車部品メーカー(日系及び米系)から金型の製造を受注し、これを同社がアジア(主に韓国)の金型メーカーへ発注、そして同社経由でユーザーへ納入するもので、すべて米国向けである。
売上金額は連結売上高の2割を占め、黒字を計上している。
また、為替変動の影響を受けるが、収益への影響は軽微である。
●CAD/CAMと同社の領域 CADとは「Computer Aided Design」の略で、コンピュータを利用して各種製品や部品などの設計を行うシステム(ソフトウェア)のことである。
自動車のボディや各種製品の形状設計、部品設計、金型設計、電子回路設計等に利用される。
この中で同社が扱っているのは、「金型設計用」であり、同じCADであっても車体デザイン用や電子回路設計用などとは領域(市場)が異なる。
CAMとは「Computer Aided Manufacturing」の略。
上記のCADで設計された製品や部品の多くは、最終的にはNC(Numerical Control)工作機械を使って製造されるが、そのためにはあらかじめCADで設計されたデータをNC工作機械用の数値データに変換することが必要で、これを行うのがCAMである。
このため、通常はCADとCAMは一体で使用されるが、別々に利用される場合もある。
同社においても、CAD/CAM一体で販売するケースとそれぞれ別々に販売するケースがあるが、CADとCAMの売上高内訳は公表されていない。
製品価格はオプション追加の有無等により150万~600万円ほどになるが、平均では1システム当たり300万円ほど。
CAD/CAMシステムは一種のパッケージソフトであるが、ハードウェアについては特別の制限はなく、一般のPCでグラフィックス機能が強化されたものであれば使用が可能。
顧客の買い換えサイクルは、リース期間との関係もあり平均で5年ほどであるが、特別な技術革新が進んだ場合やハードウェアの陳腐化などによって、サイクルが早まる場合もある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます