■やや強含み、EU離脱期限の再延期でポンド売り縮小先週のポンド・円はやや強含み。
欧州連合(EU)は11日に開いた緊急首脳会議で英国のEU離脱再延長で合意し、離脱期限は2018年10月31日に設定されたことからリスク回避のポンド売りは縮小。
米ドル・円相場が週後半に円安方向に振れたことから、ポンド・円は主に146円台で推移した。
取引レンジ:144円79銭−147円02銭。
■もみ合いか、EU離脱期限延期は支援材料今週のポンド・円はもみ合いか。
英国のEU離脱期限は10月末まで延期されることが決まったことから、リスク回避のポンド売りは引き続き抑制されそうだ。
ただ、今週発表される小売売上高やインフレ関連などの重要指標が予想を下回った場合、ポンドの対円レートは上げ渋る見通し。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・16日:ILO基準2月失業率(予想:4.0%)・17日:3月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.9%)・18日:3月小売売上高(前月比予想:−0.2%)予想レンジ:144円00銭−148円00銭