[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;17243.21;+312.37TOPIX;1402.84;+27.32 [後場の投資戦略] 日経平均は自律反発をみせているが、もう一段のリバウンドが見られないと、次第に利益確定の流れに向かう可能性がある。
中国は明日から国慶節の大型連休に入ることから、外部リスクは減る格好だが、米国ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、ADP全米雇用報告(9月)等の発表を控えていることもあり、オーバーナイトのポジションは取りづらいところ。
日経平均の上値の重さが意識されてくるようだと、ポジション調整とみられる流れに向かいやすいだろう。
一方で、中小型株やテーマ株など、インデックスに絡んだ売買に振らされ難い銘柄等には、個人の中長期スタンスでの資金が向かいやすい面はある。
TPP閣僚会議が開催されることからTPP関連や、「国慶節」でのインバウンド関連などが注目されよう。
また、マイナンバーなどへの関心も引き続き高いだろう。
(村瀬智一)