7日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比253.53ポイント(0.81%)高の31512.63ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が124.22ポイント(1.01%)高の12407.80ポイントとそろって6日続伸した。
売買代金は1055億4600万香港ドルにやや拡大している(6日の売買代金は973億5900万香港ドル)。
米保護主義に対する過度な警戒感が後退する流れ。
4月の米貿易収支では、輸出の増加により赤字幅が予想以上に縮小した。
また、米中貿易戦争を回避するための交渉で、中国側が「対米輸入額を今年250億米ドル上積みする」と提案したことも引き続きプラス材料視されている。
ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.4%高、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が2.7%高、製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.1%高と上げが目立った。
時価総額上位の銀行・保険株、ネット・通信株なども買われている。
吉利汽車に関しては、今年5月の新車販売が前年比で6割増加したことを好感。
伸び率は前月の49%から加速した。
中国証券セクターも軒並み上昇。
広発証券(1776/HK)が1.8%高、華泰証券(6886/HK)が1.1%高、海通証券(6837/HK)と中国銀河証券(6881/HK)がそろって1.0%高、中信証券(6030/HK)が0.8%高で引けた。
市場活性化の期待が強まっている。
中国証券監督管理委員会は6日夜、中国預託証券(CDR)の発行・取引に関する規定を発表。
同日付で実施した。
他の個別株動向では、取引再開した太陽光発電用ポリシリコン中国最大手の保利協キン能源HD(GCLポリー・エナジー:3800/HK)が9.2%高と急伸。
同社は6日引け後、重電グループ大手の上海電気集団(2727/HK)と戦略的提携関係を結ぶと発表している。
保利協キン能源株は今週に入り、太陽光発電事業に対する補助金削減方針を示したことが嫌気され急落していた。
一方の上海電気集団株は1.3%下落している。
本土市場は4日ぶり反落。
主要指標の上海総合指数は、前日比0.18%安の3109.50ポイントで取引を終えた。
医薬関連株が安い。
発電やガスの公益株、消費関連株、自動車株、運輸株、インフラ関連株なども値下がりしている。
半面、証券株はしっかり。
銀行株や保険株、不動産株、鉄鋼株、石炭株なども物色された。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比253.53ポイント(0.81%)高の31512.63ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が124.22ポイント(1.01%)高の12407.80ポイントとそろって6日続伸した。
売買代金は1055億4600万香港ドルにやや拡大している(6日の売買代金は973億5900万香港ドル)。
米保護主義に対する過度な警戒感が後退する流れ。
4月の米貿易収支では、輸出の増加により赤字幅が予想以上に縮小した。
また、米中貿易戦争を回避するための交渉で、中国側が「対米輸入額を今年250億米ドル上積みする」と提案したことも引き続きプラス材料視されている。
ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.4%高、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が2.7%高、製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.1%高と上げが目立った。
時価総額上位の銀行・保険株、ネット・通信株なども買われている。
吉利汽車に関しては、今年5月の新車販売が前年比で6割増加したことを好感。
伸び率は前月の49%から加速した。
中国証券セクターも軒並み上昇。
広発証券(1776/HK)が1.8%高、華泰証券(6886/HK)が1.1%高、海通証券(6837/HK)と中国銀河証券(6881/HK)がそろって1.0%高、中信証券(6030/HK)が0.8%高で引けた。
市場活性化の期待が強まっている。
中国証券監督管理委員会は6日夜、中国預託証券(CDR)の発行・取引に関する規定を発表。
同日付で実施した。
他の個別株動向では、取引再開した太陽光発電用ポリシリコン中国最大手の保利協キン能源HD(GCLポリー・エナジー:3800/HK)が9.2%高と急伸。
同社は6日引け後、重電グループ大手の上海電気集団(2727/HK)と戦略的提携関係を結ぶと発表している。
保利協キン能源株は今週に入り、太陽光発電事業に対する補助金削減方針を示したことが嫌気され急落していた。
一方の上海電気集団株は1.3%下落している。
本土市場は4日ぶり反落。
主要指標の上海総合指数は、前日比0.18%安の3109.50ポイントで取引を終えた。
医薬関連株が安い。
発電やガスの公益株、消費関連株、自動車株、運輸株、インフラ関連株なども値下がりしている。
半面、証券株はしっかり。
銀行株や保険株、不動産株、鉄鋼株、石炭株なども物色された。
【亜州IR】