26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小幅続伸、20150円を挟んでの狭いレンジ取引
・ドル・円は111円31銭、小じっかり、日本株は伸び悩み
・サンテックやfonfunなどがストップ高
■日経平均は小幅続伸、20150円を挟んでの狭いレンジ取引
日経平均は小幅に続伸。
24.75円高の20157.42円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えた。
23日の米国市場は原油価格が続伸したことが好感されたが、引けにかけて長期金利が低下したことでダウ平均は下落へと転じる展開。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の20095円だった。
この流れもあり、小動きで始まった日経平均は、その後20196.38円まで上げ幅を拡大させる場面もみられたが大きくトレンドは出難く、20150円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
セクターでは鉱業、その他製品、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、化学がしっかり。
一方で、保険、証券、空運、ゴム製品、銀行、その他金融が小安く推移しており、リバランスが中心。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)、ヤマハ (T:7951)、コナミHD (T:9766)がけん引。
一方でKDDI (T:9433)が重石に。
日経平均は寄付き直後に上げ幅を拡大させたものの、その後はじりじりと上げ幅を縮めており、手掛けづらさが窺える。
国内では株主総会シーズンとなるなか、機関投資家は動きづらい状況である。
また、7月2日には都議会議員選挙の投開票となるため、世論調査などメディア報道に振らされやすく、積極的には動けないだろう。
物色対象についてはゲーム株への循環物色が依然として活発である。
ただ、高値圏でのもみ合いの動きもみられており、過熱警戒感が高まっている銘柄等から出遅れ、低位、割安といった銘柄への資金シフトも意識されやすいと考えられる。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は111円31銭、小じっかり、日本株は伸び悩み
26日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。
日本株の伸び悩みで、上昇は限定的となった。
ドル・円は111円前半で推移。
日経平均株価が前週末比で小幅高となり、20000円台を維持したためややリスク選好的なドル買い・円売りの流れに振れやすい展開となった。
ただ、日経平均の上げ幅が限定的のため、ドルの上昇ペースは鈍い。
ランチタイムの日経平均先物は、引き続き小幅高で推移しており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りが続く。
日経平均は20000円の大台を維持するとみられ、アジア市場では目先もドルは下値の堅い展開となりそうだ。
ここまでのドル・円の取引レンジは111円16銭から111円35銭、ユーロ・円は124円45銭から124円68銭、ユーロ・ドルは1.1191ドルから1.1200ドルで推移した。
12時17分時点のドル・円は111円31銭、ユーロ・円は124円57銭、ポンド・円は141円88銭、豪ドル・円は84円35銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・サンテック (T:1960)やfonfun (T:2323)などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「現在のFF金利水準は適切」
「FOMCは経済の展開を待つことが可能」
「低失業率がインフレを加速させる兆候は見られない」
「インフレ、インフレ期待は下向きのサプライズ」
「FRBは労働市場の強さを図るため、様々な雇用指標を検証する必要」
「バランスシート縮小開始を支持」
「バランスシートの正常化には5年以上かかる可能性」
「イールドカーブはフラット化」
「株式相場にバブルが発生しているかわからない」
「9月FOMCでのB/S縮小開始の可能性も」
「バランスシート縮小開始は、利上げをしない会合で」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<HT>
・日経平均は小幅続伸、20150円を挟んでの狭いレンジ取引
・ドル・円は111円31銭、小じっかり、日本株は伸び悩み
・サンテックやfonfunなどがストップ高
■日経平均は小幅続伸、20150円を挟んでの狭いレンジ取引
日経平均は小幅に続伸。
24.75円高の20157.42円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えた。
23日の米国市場は原油価格が続伸したことが好感されたが、引けにかけて長期金利が低下したことでダウ平均は下落へと転じる展開。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の20095円だった。
この流れもあり、小動きで始まった日経平均は、その後20196.38円まで上げ幅を拡大させる場面もみられたが大きくトレンドは出難く、20150円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
セクターでは鉱業、その他製品、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、化学がしっかり。
一方で、保険、証券、空運、ゴム製品、銀行、その他金融が小安く推移しており、リバランスが中心。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)、ヤマハ (T:7951)、コナミHD (T:9766)がけん引。
一方でKDDI (T:9433)が重石に。
日経平均は寄付き直後に上げ幅を拡大させたものの、その後はじりじりと上げ幅を縮めており、手掛けづらさが窺える。
国内では株主総会シーズンとなるなか、機関投資家は動きづらい状況である。
また、7月2日には都議会議員選挙の投開票となるため、世論調査などメディア報道に振らされやすく、積極的には動けないだろう。
物色対象についてはゲーム株への循環物色が依然として活発である。
ただ、高値圏でのもみ合いの動きもみられており、過熱警戒感が高まっている銘柄等から出遅れ、低位、割安といった銘柄への資金シフトも意識されやすいと考えられる。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は111円31銭、小じっかり、日本株は伸び悩み
26日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。
日本株の伸び悩みで、上昇は限定的となった。
ドル・円は111円前半で推移。
日経平均株価が前週末比で小幅高となり、20000円台を維持したためややリスク選好的なドル買い・円売りの流れに振れやすい展開となった。
ただ、日経平均の上げ幅が限定的のため、ドルの上昇ペースは鈍い。
ランチタイムの日経平均先物は、引き続き小幅高で推移しており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りが続く。
日経平均は20000円の大台を維持するとみられ、アジア市場では目先もドルは下値の堅い展開となりそうだ。
ここまでのドル・円の取引レンジは111円16銭から111円35銭、ユーロ・円は124円45銭から124円68銭、ユーロ・ドルは1.1191ドルから1.1200ドルで推移した。
12時17分時点のドル・円は111円31銭、ユーロ・円は124円57銭、ポンド・円は141円88銭、豪ドル・円は84円35銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・サンテック (T:1960)やfonfun (T:2323)などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「現在のFF金利水準は適切」
「FOMCは経済の展開を待つことが可能」
「低失業率がインフレを加速させる兆候は見られない」
「インフレ、インフレ期待は下向きのサプライズ」
「FRBは労働市場の強さを図るため、様々な雇用指標を検証する必要」
「バランスシート縮小開始を支持」
「バランスシートの正常化には5年以上かかる可能性」
「イールドカーブはフラット化」
「株式相場にバブルが発生しているかわからない」
「9月FOMCでのB/S縮小開始の可能性も」
「バランスシート縮小開始は、利上げをしない会合で」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
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