[25日 ロイター] - 米スポーツ用品大手ナイキが、ロシアでのフランチャイズ契約を延長しないと、現地日刊紙ベドモスチが25日報じた。
ナイキは3月、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、ロシア国内の自営店・直営店の全店舗を一時閉鎖すると発表していた。
子会社を通じ、ロシアでナイキブランド店舗37店を展開するインベンティブ・リテール・グループ(IRG)の社長は社員に宛てたメモで、ナイキが商品出荷を停止してから、商品不足の状態が続いているとし、「現状ではナイキブランド店舗の営業継続は難しく、閉鎖を余儀なくされるだろう」と述べた。
米大手ブランドではこのところ、コーヒーチェーン大手スターバックスやファストフード大手マクドナルドがロシア事業からの撤退を発表している。