[パリ 9日 ロイター] - イタリアのドラギ首相は9日、食料危機回避に向けた世界的な取り組みはウクライナの黒海の港から始まるとし、同国は穀物輸出再開に当たり攻撃を受けないという保証を必要としていると述べた。
経済協力開発機構(OECD)閣僚会合で演説し、「紛争のためにそこで滞留している何百万トンもの穀物に対する障害を取り除く必要がある。国連とトルコの調停努力は重要なステップだ」と指摘。「港が攻撃されないという、(ウクライナの)ゼレンスキー大統領が必要とする保証を提供しなければならない」と訴えた。