[台北 21日 ロイター] - 米アップルのサプライヤーである台湾の電子製品受託生産大手、鴻海(ホンハイ)精密工業は21日、中国・深センの主要工場で通常業務を「基本的」に再開したと明らかにした。
同社は14日、新型コロナウイルス感染防止対策に従い、深センで操業を停止したと発表。その後、従業員の住居と工場を同じ敷地内にまとめて外部と隔離するバブル方式を採用し、16日に生産を一部再開したと明らかにしていた。
21日の声明では、政府の通知に従い、深センの龍華、観瀾地区などにある主要工場で生産を基本的に再開したと発表。「感染予防方針に従い、感染予防対策を厳格に実施するという前提の下」で再開しているとした。