■LINE、Yahoo!JAPAN、GoogleのIDと連携
シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は、自社グループの顧客向けポイントモールサイト「brio point mall(ブリオポイントモール)」に、データビジネスソリューションの開発・提供を手掛けるインキュデータ(東京都港区)が提供するソーシャルログインサービス「Loghy(ロギー)」を導入したと発表した。
「brio point mall」は、シナネンホールディングス推進の「DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」で、「攻めのDX」にあたる共創プラットフォームの一環として、会員制のポイントモールを中心とした顧客とのダイレクトコミュニケーションサイトである。
今回「brio point mall」に導入した「Loghy(ロギー)」は、インキュデータが提供する、主要なSNSプラットフォームに対応したソーシャルログイン機能を簡単に導入できる連携サービス。ユーザが、普段使い慣れたSNSアカウントでログインできるため、初回登録およびログイン時の必要情報の入力を省力化することが可能になる。
「Loghy(ロギー)」は「brio point mall」内で、中央電力(東京都千代田区)と共同で運用する、会員顧客向けの「マイページ」に導入。従来はログイン時に、ログインIDもしくはログインメールアドレスとパスワードの入力が必要だったが、LINE、Yahoo!JAPAN、GoogleのIDと連携させることで、各IDからのログインも可能になる。また、新規会員登録時にも、各IDと連携させることで、必要情報の入力を簡略化することができる。今後は、SNSの利用状況を鑑みながら、連携可能なSNSの種類についても検討していく予定だ。
シナネンホールディングスは引き続き「brio point mall」のアクセシビリティ並びにユーザビリティの向上を図り、会員数100万人を目指す。そして、グループ全体におけるDXを積極的に推進し、顧客に一層価値あるサービスを提供するとともに、エネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を通じて脱炭素社会の実現に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)