28日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比3.46ポイント(0.11%)高の3253.24ポイントと3日続伸した。
終値ベースでは約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
上海A株指数も上昇し、3.54ポイント(0.10%)高の3407.05ポイントで取引を終えた。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される。
人民銀は今週、公開市場操作を通じ、満期分との差し引きで2800億人民元の資金を供給した。
供給超は2週連続となり、資金ひっ迫懸念がやや薄らいでいる。
信用取引の買い越しが27日まで4日間続いたことを受け、相場の先高観も意識された。
シクリカル銘柄(景気敏感株)が相場を主導。
足元の景気指標が概ね良好に推移するなか、素材メーカーなどの業績改善が期待された。
非鉄の洛陽モリブデン集団(603993/SH)が6.2%高、鉄鋼の新余鋼鉄(600782/SH)が2.5%高、石炭の陝西媒業(601225/SH)が2.0%高で引けた。
グラファイト関連の銘柄群も急伸。
炭素材メーカーの方大炭素(600516/SH)と石炭化学の宝泰隆(601011/SH)がそろってストップ高した。
ここ2カ月間ほどで、方大炭素の株価は約3倍になり、宝泰隆株は70%超の上昇を記録している。
方大炭素株は再び上場来高値を更新した。
中国政府はこのところ、新素材産業の振興に注力している。
消費関連株や銀行株の一角、不動産株、発電株などもしっかり。
一方、外貨建てB株相場はまちまち。
上海B株指数が2.93ポイント(0.88%)高の334.29ポイント、深センB株指数が0.56ポイント(0.05%)安の1177.14ポイントで終了した。
【亜州IR】
主要指標の上海総合指数は、前日比3.46ポイント(0.11%)高の3253.24ポイントと3日続伸した。
終値ベースでは約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
上海A株指数も上昇し、3.54ポイント(0.10%)高の3407.05ポイントで取引を終えた。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される。
人民銀は今週、公開市場操作を通じ、満期分との差し引きで2800億人民元の資金を供給した。
供給超は2週連続となり、資金ひっ迫懸念がやや薄らいでいる。
信用取引の買い越しが27日まで4日間続いたことを受け、相場の先高観も意識された。
シクリカル銘柄(景気敏感株)が相場を主導。
足元の景気指標が概ね良好に推移するなか、素材メーカーなどの業績改善が期待された。
非鉄の洛陽モリブデン集団(603993/SH)が6.2%高、鉄鋼の新余鋼鉄(600782/SH)が2.5%高、石炭の陝西媒業(601225/SH)が2.0%高で引けた。
グラファイト関連の銘柄群も急伸。
炭素材メーカーの方大炭素(600516/SH)と石炭化学の宝泰隆(601011/SH)がそろってストップ高した。
ここ2カ月間ほどで、方大炭素の株価は約3倍になり、宝泰隆株は70%超の上昇を記録している。
方大炭素株は再び上場来高値を更新した。
中国政府はこのところ、新素材産業の振興に注力している。
消費関連株や銀行株の一角、不動産株、発電株などもしっかり。
一方、外貨建てB株相場はまちまち。
上海B株指数が2.93ポイント(0.88%)高の334.29ポイント、深センB株指数が0.56ポイント(0.05%)安の1177.14ポイントで終了した。
【亜州IR】