40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

NY市場サマリー(4日)

発行済 2019-12-05 10:32
更新済 2019-12-05 10:37
NY市場サマリー(4日)

[4日 ロイター] - <為替> 前日値上がりした円やスイスフランが反落。トランプ米大統領の発言で米中通商協議進展への期待が一転して上向き、リスクオン取引となった。

トランプ大統領は4日、中国との通商協議は「極めて順調」に進捗していると表明。前日は中国との通商交渉合意に期限はないとし、来年11月の大統領選挙後まで待った方が良いかもしれないと述べるなど、長期戦を示唆していた。

11月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)は53.9と10月の54.7から低下し、ロイター予想の54.5も下回った。通商面での緊張や人手不足を巡る懸念がくすぶり、経済の健全性に対する不安が再燃する恐れも出てきた。[nL4N28E3M1]

11月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が6万7000人増と、6カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想中央値の14万人増を大幅に下回った。

主要6通貨に対するドル指数 (DXY)は0.1%安の97.648。一時97.433と1カ月ぶりの安値を付けた。

ドル/円 は0.2%高の108.90円。ドル/スイスフランは0.2%高の0.9895フラン。

ポンド/ドルは一時5月上旬以来の1.31ドル超え。来週12日投開票の総選挙でジョンソン首相率いる与党保守党が単独で過半数議席を確保するとの見方が強まった。

<債券> 国債利回りが上昇。米経済指標はまちまちだったが、米中通商協議の見通し改善が材料視された。

前日は通商協議を巡るトランプ米大統領の強硬発言を受け、米10年債利回り (US10YT=RR)が低下。1日の低下幅としては2018年5月以来の大きさになった。トランプ氏はこの日一転して、中国との協議が「極めて順調」に進捗していると述べた。

午後の取引で、10年債利回りは7.4ベーシスポイント(bp)上昇の1.7827%。

この日の経済指標では、11月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)が予想を下回ったほか、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスによる11月の全米雇用報告も、民間部門雇用者数が6カ月ぶりの低水準となった。

それでも利回りは上昇したことから、市場では通商協議がより重視されていることが示された。

<株式> 反発して取引を終えた。トランプ米大統領が、中国との通商協議は「極めて順調」に進捗していると述べたことを受け、「第1段階」の合意への楽観的な見方が高まった。

主要株価3指数は前日まで3営業日続落していたが、この日は金融株やヘルスケア株、関税動向に敏感なテクノロジー株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。

米中協議についてはブルームバーグがこの日、複数の関係筋の話として、第1段階の合意に盛り込む関税撤廃の規模で両国が合意に近づいていると報じている。

S&P総合500種 (SPX)の主要11セクターはすべて上昇して終了した。原油価格の上昇を背景にエネルギーセクター (SPNY)が大きく値上がりした。

アルファベット (O:GOOGL)は1.9%高。同社は3日、ラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)が退任し、傘下グーグルのスンダー・ピチャイCEOが後任に就任すると発表した。

医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) (N:JNJ)は1.6%高。同社のベビーパウダーに関して最近行われた検査で、アスベストは検出されなかったと明らかにした。

この日発表された経済指標は軟調となったが、市場は反応薄だった。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した11月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数の伸びが市場予想を下回った。

<金先物> 米中貿易協議の進展期待を背景としたリスク選好ムードの高まりに圧迫され、反落した。中心限月2月物の清算値は、前日比4.20ドル(0.28%)安の1オンス=1480.20ドル。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計などを受けて需給緩和懸念が後退する中で買い進まれ、大幅続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物の清算値は前日比2.33ドル(4.2%)高の1バレル=58.43ドルだった。2月物は2.31ドル高の58.34ドル。

ドル/円 NY終値 108.85/108.88

始値 108.66

高値 108.96

安値 108.57

ユーロ/ドル NY終値 1.1076/1.1080

始値 1.1067 (EUR=)

高値 1.1115

安値 1.1068

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 103*09.00 2.2243% (US30YT=RR)

前営業日終値 104*23.00 2.1600%

10年債(指標銘柄) 17時05分 99*24.00 1.7775% (US10YT=RR)

前営業日終値 100*12.00 1.7090%

5年債(指標銘柄) 17時02分 99*16.25 1.6031% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*26.75 1.5340%

2年債(指標銘柄) 17時01分 99*27.13 1.5781% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*30.00 1.5320%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27649.78 +146.97 +0.53 (DJI)

前営業日終値 27502.81

ナスダック総合 8566.67 +46.03 +0.54 (IXIC)

前営業日終値 8520.64

S&P総合500種 3112.76 +19.56 +0.63 (SPX)

前営業日終値 3093.20

COMEX金 2月限 1480.2 ‐4.2

前営業日終値 1484.4

COMEX銀 3月限 1691.6 ‐33.2

前営業日終値 1724.8

北海ブレント 2月限 63.00 +2.18 (LCOc1)

前営業日終値 60.82

米WTI先物 1月限 58.43 +2.33 (CLc1)

前営業日終値 56.10

CRB商品指数 179.4031 +1.8141 (TRCCRB)

前営業日終値 177.5890

(※関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191204T225116+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます