公明党は9月の菅義偉政権発足以降、「前例踏襲打破」などの改革を前面に押し出す首相の政治姿勢に乗じ、政府への要求を強めてきた。首相と関係が近いこともあり、衆院広島3区には与党内の調整を待たずに公明候補の擁立を決めるなど連立を組む自民党に強気で臨む場面も目立つ。ただ、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担をめぐる問題では首相に要望をはねつけられ、厳しい状況が続いている。
公明党は9月の菅義偉政権発足以降、「前例踏襲打破」などの改革を前面に押し出す首相の政治姿勢に乗じ、政府への要求を強めてきた。首相と関係が近いこともあり、衆院広島3区には与党内の調整を待たずに公明候補の擁立を決めるなど連立を組む自民党に強気で臨む場面も目立つ。ただ、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担をめぐる問題では首相に要望をはねつけられ、厳しい状況が続いている。