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ウクライナ経済、22年は約32%縮小 インフレ率30%=中銀予想

発行済 2022-10-28 09:11
更新済 2022-10-28 09:19
© Reuters.  10月27日、ウクライナ中央銀行は、2022年の同国経済について、ロシアによる軍事侵攻の影響で32%近く縮小し、インフレ率は30%に達するとの見通しを示した。写真はミサ

[27日 ロイター] - ウクライナ中央銀行は27日、2022年の同国経済について、ロシアによる軍事侵攻の影響で32%近く縮小し、インフレ率は30%に達するとの見通しを示した。

23年と24年については、安全保障関連のリスクが低下し、需要が回復すると想定した場合、年間経済成長率は4─5%になると予想している。

© Reuters.  10月27日、ウクライナ中央銀行は、2022年の同国経済について、ロシアによる軍事侵攻の影響で32%近く縮小し、インフレ率は30%に達するとの見通しを示した。写真はミサイル攻撃を受けた集合住宅。キーウで6月撮影(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

「今年の景気低迷は内需の減少や物流の混乱、戦争による労働力と潜在生産力の大幅な縮小が要因だ」とし、失業率は30%に達するとの見方を示した。

「財政政策は前例のないほど緩和的であり、24年末までこの状況は続く。戦時中の経済を支え、安全保障上のリスクの緩和とともに景気回復を後押しする」と説明した。

現在25%のインフレ率は、23年に21%、24年に10%を下回る水準に緩らぐとの見通しを示した。

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