[ストックホルム 15日 ロイター] - スウェーデン統計局が15日発表した4月の消費者物価は、金利変動の影響を除外したCPIFが前月比0.2%上昇、前年比7.6%上昇と、予想以上に鈍化した。
根強い物価上昇圧力を懸念しているスウェーデン中央銀行にとって朗報となった。
市場予想は前年比7.9%上昇。中銀も7.9%上昇と予想していた。中銀の目標は2%。
エネルギーを除くベースでは前年比8.4%上昇。市場予想は8.7%上昇。中銀は8.6%上昇と予想していた。
中銀は4月下旬に政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ3.50%とした。6月か9月に予想される追加の25bp利上げで引き締め局面が終了するとみられている。