[ムンバイ 22日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)のダス総裁は22日、国有銀行幹部らとの会合で、企業統治を強化して早期のリスク特定につなげるよう求めた。
中銀の声明によると、総裁は会合で銀行が引き続き財務面と業務面でレジリエンスを確保する必要性を強調した。
会合に出席したある銀行関係者は、中銀が高成長には不良債権リスクがついて回るとくぎを刺したと明らかにした。
別の銀行関係者によると、会合ではこのほか、IT(情報技術)とサイバーセキュリティーリスクに関する具体的な話があったという。