(見出しの表現を手直し、再送します)
[2日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀は2日、新総裁に銀行セクターで40年以上のキャリアを持つジェフリー・シュミッド氏を起用すると発表した。21日に着任し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に出席する見通し。
1月に退任したジョージ総裁の後任となる。カンザスシティー連銀総裁が外部から起用されるのはこの80年余りで初めて。
シュミッド氏は米連邦預金保険公社(FDIC)の銀行審査官を務めた後、ネブラスカ州オマハのアメリカン・ナショナル・バンクなど3金融機関を率いた経歴を持つ。過去2年間は米サウスウェスタン大・大学院で銀行経営研修プログラムを監督していた。
カンザスシティー地区連銀総裁はこれまで、金融政策にタカ派的な発言を行う傾向にあった。2025年までFOMCでの投票権を持たない。