[2日 ロイター] - 米新興ネット証券のロビンフッド・マーケッツが2日発表した第2・四半期決算は、金利収入が大きく伸びて予想を上回る売上高を確保するとともに、株式上場後初めて黒字化した。
ただ、月間アクティブユーザーの減少を受けて、時間外取引で株価は4%下落した。
純金利収入は前年比243%急増し、4億4200万ドルだった。金利などを収入源とする信用取引サービスが、連邦準備理事会(FRB)の利上げで恩恵を受けた。
一方、2021年にロビンフッドの取引プラットフォームを利用して「ミーム株」に資金を投入していた個人投資家は、不安定な市場環境の中、取引から撤退。このため、取引からの収入は5%減少した。
月間アクティブユーザーは前期から100万人、前年同期から320万人それぞれ減少し、1080万人となった。
1株利益は0.03ドル。金融情報会社リフィニティブがまとめた市場予想は0.01ドルの損失だった。