[クアラルンプール 25日 ロイター] - マレーシア統計庁の25日の発表によると、7月の消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は2%で、2021年8月以来の低水準だった。
エコノミスト21人によるロイター調査の予想は2.1%上昇、6月は2.4%上昇だった。
食料品や非アルコール飲料、レストランやホテルの価格上昇が鈍化したことで全体のインフレ率が抑制された。
マレーシア中銀は先週、前年が高水準だったことなどが影響し、下半期のインフレ率は総合・コアともに伸びがさらに鈍化するとの見通しを示している。