40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

メキシコ8月コアCPIが20カ月ぶり低い伸び、早期利下げは見通せず

発行済 2023-09-08 13:04
更新済 2023-09-08 13:09
© Reuters.  メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が7日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい要素を除くコア部分の前年比上昇率が6.08%だった。写真はメキシコの

Natalia Siniawski

[7日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が7日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい要素を除くコア部分の前年比上昇率が6.08%だった。2021年12月以来20カ月ぶりの低い伸びで、ロイターがまとめたエコノミスト予想の6.12%も下回った。

総合ベースのCPI前年比上昇率は4.64%で、21年3月以来の低さ。市場予想とは一致した。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ジェーソン・タビー氏は、コアCPIの下振れはモノの価格動向に起因しており、中央銀行が「下方硬直性がある」とみているサービス価格の前年比上昇率は5%を超えたと指摘。サービス部門の価格高止まりが証明された以上、中銀が早期に利下げに乗り出す公算はなお乏しいとの見方を示した。

中銀政策委員のジョナサン・ヒース氏もコアCPI鈍化について「朗報だ」と評価しつつも、インフレが落ち着くまでの道はまだ長いとくぎを刺した。

先月の会合で中銀は政策金利を歴史的高水準の11.25%に据え置くことを決定。複数の委員は、CPI前年比上昇率を目標の3%を中心とする上下1ポイントの範囲に収めるために、この金利水準を長期間維持する方針を示唆している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます