[ロンドン 8日 ロイター] - 英金利先物市場では8日、イングランド銀行(英中央銀行)による今回の引き締めサイクルがあと1回の利上げで終了するとの見方が織り込まれた。
英中銀が7日公表した英企業調査によると、1年先のインフレ期待が低下。またベイリー総裁は6日、英中銀の利上げサイクルは終了に「かなり近づいている」と述べた。
これらを受け、英金利先物市場では1400GMT(日本時間午後11時00分)時点で、9月22日の英中銀の次回理事会で政策金利が0.25%ポイント引き上げられ5.5%になる確率は69%と、週初の80%超から低下した。
一方、さらに0.25%ポイントの追加利上げが実施される確率は2023年12月までで46%、24年2月までで49%と、ともに50%を下回った。また約1年後の利下げ開始が織り込まれた。