Howard Schneider
[アトランタ 3日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は3日、長期債利回りの着実な上昇によって連邦準備理事会(FRB)の典型的な引き締めサイクルで予想される以上に景気が減速する兆候はまだ示されていないと述べた。
記者団に対し「金融情勢の引き締まりはわれわれの政策が生み出そうとしていることの一部であり、経済的成果に反映される必要がある」と指摘。「今日までの反応の程度は、『通常の引き締めサイクル』で起こるような範囲を逸脱しているとは思わない」とした。
一方で様々な市場の力によって金融情勢が過度に引き締まった場合には政策の方向性を見直す可能性があるとした。