[11日 ロイター] - ロシア統計局が11日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.00%上昇し、前月の5.15%から伸びが加速した。ロイターの調査による予想は5.8%だった。中銀のインフレ目標は4%。
前月比では、ウクライナ侵攻でインフレ率が2けた台を記録した2022年4月以来、最大の0.87%上昇した。8月は0.28%上昇、アナリスト予想は0.7%上昇だった。
中銀が利上げを継続して政策金利を13%とする中、ルーブル安で労働市場逼迫と強い消費者需要からのインフレ圧力が強まっている。アナリストらは、今月も利上げがあると予想している。