🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

NY市場サマリー(26日)株小幅安・ドル下落、利回りは上昇

発行済 2024-02-27 07:17
更新済 2024-02-27 07:18

<為替> ドルがおおむね下落した。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期を探る上で今週発表される米耐久財受注とインフレ統計が注目されている。

ドル指数は0.2%安の103.78。一方、ドル/円は0.1%高の150.71円となった。

暗号資産(仮想通貨)では、イーサが8%高の3177ドル、ビットコインが6.89%高の5万4506ドルとなった。

27日には米耐久財受注が、29日には1月の米個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

また、今週はニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)の金融政策決定会合や中国の購買担当者景気指数(PMI)、欧日豪のインフレ統計も発表される。

ユーロ/ドルは0.3%高の1.0852ドル。

<債券> 国債利回りが上昇した。29日に1月の米個人消費支出(PCE)の発表を控える中、財務省が実施した2年債と5年債入札で債券に対する需要がやや低調であることが示された。

国債利回りは当初はおおむね低下していたが、この日の2年債(630億ドル)と5年債(640億ドル)の入札を前にやや上昇。入札結果を受け、短期債利回りが長期債利回りより大きく上昇したため、長短金利が逆転する「逆イールド」が一段とスティープ化した。

この日発表の経済指標では、1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)が年率換算で前月比1.5%増の66万1000戸。市場予想は68万戸だった。これを受け、国債利回りは上向いた。 

終盤の取引で、2年債利回りは3.5ベーシスポイント(bps)上昇の4.725%。先週23日には4.759%と、3カ月ぶり高水準を付けていた。

10年債は2.1bp上昇の4.282%。

<株式> 小幅下落して取引を終えた。前週は人工知能(AI)関連銘柄への買いを背景に上昇していたが、焦点は米利下げ時期を左右する経済指標に移っている。

米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標である個人消費支出(PCE)価格指数の1月データが29日発表される。物価上昇圧力が十分に緩和していないことが示されれば、このところ見られてきた市場の熱狂は冷めかねない。

今週は耐久財や消費者信頼感、製造業活動データも発表される。

USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「主要指標の発表を控え、投資家のポジション調整が多く見られている」と指摘した。

半導体大手マイクロン・テクノロジーが4.02%上昇し、ナスダックを下支えした。同社はエヌビディアの次世代AI向け半導体に使用する高性能メモリー「HBM3E」の量産を開始すると発表した。

グーグル親会社アルファベットは4.44%下落。今後数週間でAIツールを再導入すると発表した。先週、一部の歴史的描写に不正確な点があったため、一時停止していた。

投資会社バークシャー・ハザウェイは1.94%安と一時の上げを消す展開。米政府がバークシャー傘下企業パシフィコープを提訴すると警告したことが懸念されている。

<金先物> 米長期金利の上昇を眺めて反落した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前週末比10.50ドル(0.51%)安の1オンス=2038.90ドル。

複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受け、FRBが早期に利下げを開始するとの見方が弱まる中、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金は売られた。

<米原油先物> 中東情勢の緊迫化を背景に買いが優勢となり、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物は前週末清算値(終値に相当)比1.09ドル(1.43%)高の1バレル=77.58ドルだった。5月物は1.01ドル高の77.09ドル。 

ドル/円 NY終値 150.69/150.72

始値 150.68

高値 150.83

安値 150.53

ユーロ/ドル NY終値 1.0847/1.0851

始値 1.0851

高値 1.0859

安値 1.0839

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 97*17.00 4.3990%

前営業日終値 97*27.00 4.3800%

10年債(指標銘柄) 17時05分 97*23.50 4.2815%

前営業日終値 97*29.00 4.2600%

5年債(指標銘柄) 17時05分 98*19.50 4.3158%

前営業日終値 98*23.75 4.2850%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*03.88 4.7311%

前営業日終値 99*06.25 4.6900%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 39069.23 -62.30 -0.16

前営業日終値 39131.53

ナスダック総合 15976.25 -20.57 -0.13

前営業日終値 15996.82

S&P総合500種 5069.53 -19.27 -0.38

前営業日終値 5088.80

COMEX金 4月限 2038.9 ‐10.5

前営業日終値 2049.4

COMEX銀 3月限 2252.6 ‐45.6

前営業日終値 2298.2

北海ブレント 4月限 82.53 +0.91

前営業日終値 81.62

米WTI先物 4月限 77.58 +1.09

前営業日終値 76.49

CRB商品指数 273.6361 +2.8113

前営業日終値 270.8248

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます