こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今回は白金相場についてのレポートをご紹介します。
足元ではトルコリラ急落により新興国通貨が連れ安に。
南アランドも急落したことが白金相場の売材料となり、先週の白金価格は2008年10月以来の安値となりました。
白金の産出は南アフリカが70%以上のシェアとなっており、南アフリカの通貨であるランドが下落するとコストが下がるため白金価格も下落するわけですね。
一方、ストライキなど労使交渉での供給減は白金の買い材料となります。
松永さんのレポートでは、世界第2位の白金生産を誇るインパラ社のストライキについて、『インパラ社は、今週21日、同社の6月30日までの1株当たりの損失見通しが162~186セントとなり、2017年の1株当たりの損失(137セント)を上回ったことを公表しております』と伝えています。
また、『8月2日、2年間で従業員の3分の1にあたる1万3400人を削減し、白金鉱山シャフトを現行の11本から6本にまで削減する計画を発表しました』と説明しています。
従業員と白金鉱山シャフト削減に対して、インパラ社全社員の7割を占める労働組合AMCUの組合員が1年間の長期ストライキを警告しているようです。
続けて、『世界でもトップクラスの白金生産量を誇るインパラ社やロンミン社が大規模リストラを実施しなければならないほど白金価格が下落しているということは、白金価格が下限に達していると考えるべきかもしれません』と分析しています。
最後に、『AMCUがストライキ入りとなれば、白金価格が高騰する可能性も高まります。
それだけに、インパラ社とAMCUとの今後の労使交渉の行方には注目でしょう』と考察しています。
白金価格は買い場となる可能性がありそうですので、しっかりと注目しておきたいですね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月22日付「白金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
今回は白金相場についてのレポートをご紹介します。
足元ではトルコリラ急落により新興国通貨が連れ安に。
南アランドも急落したことが白金相場の売材料となり、先週の白金価格は2008年10月以来の安値となりました。
白金の産出は南アフリカが70%以上のシェアとなっており、南アフリカの通貨であるランドが下落するとコストが下がるため白金価格も下落するわけですね。
一方、ストライキなど労使交渉での供給減は白金の買い材料となります。
松永さんのレポートでは、世界第2位の白金生産を誇るインパラ社のストライキについて、『インパラ社は、今週21日、同社の6月30日までの1株当たりの損失見通しが162~186セントとなり、2017年の1株当たりの損失(137セント)を上回ったことを公表しております』と伝えています。
また、『8月2日、2年間で従業員の3分の1にあたる1万3400人を削減し、白金鉱山シャフトを現行の11本から6本にまで削減する計画を発表しました』と説明しています。
従業員と白金鉱山シャフト削減に対して、インパラ社全社員の7割を占める労働組合AMCUの組合員が1年間の長期ストライキを警告しているようです。
続けて、『世界でもトップクラスの白金生産量を誇るインパラ社やロンミン社が大規模リストラを実施しなければならないほど白金価格が下落しているということは、白金価格が下限に達していると考えるべきかもしれません』と分析しています。
最後に、『AMCUがストライキ入りとなれば、白金価格が高騰する可能性も高まります。
それだけに、インパラ社とAMCUとの今後の労使交渉の行方には注目でしょう』と考察しています。
白金価格は買い場となる可能性がありそうですので、しっかりと注目しておきたいですね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月22日付「白金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子