関西電力 (T:9503):1207円(前日比+66円)
大幅反発。
みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしている。
目標株価も930円から1400円に引き上げへ。
高浜原発3、4号機の裁判の予定が明らかになったこと、大飯原発3、4号機の適合性審査に進展がみられること、同業他社比でのコスト競争力の差が縮小していくことなどを評価としている。
なお、みずほ証券では中部電力の投資判断は格下げしている。
帝人 (T:3401):2258円(前日比+105円)
大幅続伸。
シティグループ証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を2100円から2800円に引き上げている。
構造改革、医薬品の導入費減少、定修差等などの固定費/経費差などの自助努力、高機能繊維「フェブリック」や国内在宅の数量増などを背景に、来期の増益確度が最も高い1社であると評価。
また、今期業績も会社計画を大幅に上回る見通しとしている。
ABCマート (T:2670):6330円(前日比-170円)
続落。
前日に11月の月次動向を発表している。
既存店売上高は前年同月比1.9%減、2ヶ月ぶりのマイナスに転じている。
前月は6.5%の増加であった。
20日締め衣料品専門店各社の状況が総じて好調であったほか、その後の都心における降雪などもあったため、比較的ポジティブな内容も期待されていたたな、想定以上に伸び悩んだ印象との見方が強いようだ。
キーエンス (T:6861):73810円(前日比-1990円)
続落。
株式分割の実施、並びに、株式売出を発表している。
1月20日を基準日として1:2の株式分割を実施、流動性向上や投資家層拡大を目指すとしている。
株式売出は150万株、オーバーアロットメントによる売出22.5万株を実施する。
これまでも最低売買単位の水準は高く分割の必要性は指摘されていたが、2分割ではまだ効果は限定的との見方も。
売出による目先の需給懸念が先行へ。
SUMCO (T:3436):1410円(前日比+74円)
大幅続伸。
ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価は880円から2000円に大幅に引き上げている。
ウェーハ価格上昇のタイミングが早まるとの見方に変更。
従来は2018年に15%上昇とみていたが、現在は、2017年に8%上昇、2018年に15%上昇と想定へ。
株価は円安分しか上昇しておらず、値上げはまだ株価に織り込まれていないと指摘。
GTS {{|0:}}:1775円(前日比+300円)
ストップ高。
JSR (T:4185)と資本業務提携すると発表している。
JSRを割当先として新株式34万3407株を発行する。
JSRの所有割合は3.67%となる。
調達した資金を活用して開発品目の拡充と研究開発の加速を図るほか、JSRの子会社である米KBI Biopharma, Inc.を戦略的な製造委託候補先の1社と位置付ける。
また、持田薬 (T:4534)とがん治療領域のバイオ後続品における共同事業化契約を締結したこともあわせて発表している。
INSPEC {{|0:}}:1434円(買い気配)
ストップ高買い気配。
人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツールの開発への取り組みを開始したと発表している。
東京大学大学院医学系研究科の佐々木毅准教授が申請していた平成28年度厚生労働科学研究費補助金が採択となり、同社はメタデータとともに本プロジェクトのメンバーとしてAIシステムで最適な処理をするための画像生成やディープラーニングの学習用データ作成に取り組む。
セレス {{|0:}}:1635円(前日比+100円)
急反発。
12月12日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表している。
同社は14年10月にマザーズへ上場したが、今年9月には本則市場への市場変更申請を行ったことを公表していた。
本日はパッシブファンド等の資金流入に期待した買いが先行している。