■NY株式:ダウは107ドル安、トランプ政権への政策期待が後退
NYダウ ナスダック
終値:19864.09 終値:5614.79
前日比:-107.04 前日比:1.07
始値:19913.16 始値:5592.87
高値:19918.17 高値:5615.15
安値:19784.77 安値:5576.09
31日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は107.04ドル安の19864.09、ナスダックは1.07ポイント高の5614.79で取引を終了した。
難民・移民の一時的な入国を制限する大統領令を巡り、トランプ大統領が同政策に反対した司法省長官代理を解任して反発を招いており、今後の政権運営への先行き不透明感から、売りが先行。
本日より開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑や、1月のシカゴ購買部強化景気指数や消費者信頼感指数が予想を下振れたことが嫌気されたが、引けにかけて下げ幅を縮小した。
セクター別では、公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。
アパレルのアンダーアーマー(UA)は決算が予想を下振れたほか、最高財務責任者(CFO)の退職が報じられ、大幅下落。
宅配・航空貨物のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は通期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。
石油最大手のエクソン・モービル(XOM)、カード決済ネットワークのマスターカード(MA)も決算内容が嫌気され、売られた。
一方で、革製品のコーチ(COH)は決算で一株利益が予想を上回り、上昇した。
トランプ大統領との製薬企業経営陣の会合を受けて、ファイザー(PFE)やメルク(MRK)が買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:日本、中国による通貨安誘導批判で円買い強まる
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円48銭から一時112円08銭まで下落し、112円80銭で引けた。
トランプ米大統領は日本や中国は通貨安によって利益を得ていると名指しで非難したことがドル下落の要因。
また、この日発表された米10-12月期雇用コスト指数、1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、1月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこともドル売り・円買い材料となったようだ。
ユーロ・ドルは、1.0743ドルから1.0812ドルまで上昇し、1.0798ドルで引けた。
米国家通商会議のナバロ委員長は、「ドイツは過小評価されているユーロの恩恵を受けている」と批判したことを受けてユーロ買いが活発となった。
ユーロ・円は、121円02銭へ下落後、122円12銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.2475ドルから1.2597ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9927フランから0.9862フランまで下落した。
■NY原油:反発で52.81ドル、産油国の減産ペースが材料視され
NY原油先物は反発(NYMEX原油3月限終値:52.81↑0.18)。
52.24ドルから53.56ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
一部で、産油国の1月の日産量は、昨年合意した減産方針の約8割超を達成したと報じられている。
市場が想定した減産ペースよりも早いことが材料視され、一時53.5ドル台まで上昇した。
ただ、トランプ大統領による入国制限に対する反発は大きく、米政治リスクが台頭。
米国株が続落するなどリスク選好の動きは回避されていることから上値は重くなった。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.64ドル -0.31ドル(-1.35%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.49ドル -0.63ドル(-1.46%)
ゴールドマン・サックス(GS)229.32ドル -4.58ドル(-1.96%)
インテル(INTC) 36.82ドル -0.60ドル(-1.60%)
アップル(AAPL) 121.35ドル -0.28ドル(-0.23%)
アルファベット(GOOG) 796.79ドル -5.53ドル(-0.69%)
フェイスブック(FB) 130.32ドル -0.66ドル(-0.50%)
キャタピラー(CAT) 95.66ドル -1.13ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 36.45ドル -0.10ドル(-0.27%)
ウォルマート(WMT) 66.74ドル +0.32ドル(+0.48%)
スプリント(S) 9.23ドル +0.12(+1.32%)
NYダウ ナスダック
終値:19864.09 終値:5614.79
前日比:-107.04 前日比:1.07
始値:19913.16 始値:5592.87
高値:19918.17 高値:5615.15
安値:19784.77 安値:5576.09
31日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は107.04ドル安の19864.09、ナスダックは1.07ポイント高の5614.79で取引を終了した。
難民・移民の一時的な入国を制限する大統領令を巡り、トランプ大統領が同政策に反対した司法省長官代理を解任して反発を招いており、今後の政権運営への先行き不透明感から、売りが先行。
本日より開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑や、1月のシカゴ購買部強化景気指数や消費者信頼感指数が予想を下振れたことが嫌気されたが、引けにかけて下げ幅を縮小した。
セクター別では、公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。
アパレルのアンダーアーマー(UA)は決算が予想を下振れたほか、最高財務責任者(CFO)の退職が報じられ、大幅下落。
宅配・航空貨物のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は通期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。
石油最大手のエクソン・モービル(XOM)、カード決済ネットワークのマスターカード(MA)も決算内容が嫌気され、売られた。
一方で、革製品のコーチ(COH)は決算で一株利益が予想を上回り、上昇した。
トランプ大統領との製薬企業経営陣の会合を受けて、ファイザー(PFE)やメルク(MRK)が買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:日本、中国による通貨安誘導批判で円買い強まる
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円48銭から一時112円08銭まで下落し、112円80銭で引けた。
トランプ米大統領は日本や中国は通貨安によって利益を得ていると名指しで非難したことがドル下落の要因。
また、この日発表された米10-12月期雇用コスト指数、1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、1月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこともドル売り・円買い材料となったようだ。
ユーロ・ドルは、1.0743ドルから1.0812ドルまで上昇し、1.0798ドルで引けた。
米国家通商会議のナバロ委員長は、「ドイツは過小評価されているユーロの恩恵を受けている」と批判したことを受けてユーロ買いが活発となった。
ユーロ・円は、121円02銭へ下落後、122円12銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.2475ドルから1.2597ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9927フランから0.9862フランまで下落した。
■NY原油:反発で52.81ドル、産油国の減産ペースが材料視され
NY原油先物は反発(NYMEX原油3月限終値:52.81↑0.18)。
52.24ドルから53.56ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
一部で、産油国の1月の日産量は、昨年合意した減産方針の約8割超を達成したと報じられている。
市場が想定した減産ペースよりも早いことが材料視され、一時53.5ドル台まで上昇した。
ただ、トランプ大統領による入国制限に対する反発は大きく、米政治リスクが台頭。
米国株が続落するなどリスク選好の動きは回避されていることから上値は重くなった。
チャートでは、25日移動平均線(52.8ドル水準)レベルでもみ合っている。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げていたが、昨年来高値55.24ドル更新手前で上げ一服。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.64ドル -0.31ドル(-1.35%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.49ドル -0.63ドル(-1.46%)
ゴールドマン・サックス(GS)229.32ドル -4.58ドル(-1.96%)
インテル(INTC) 36.82ドル -0.60ドル(-1.60%)
アップル(AAPL) 121.35ドル -0.28ドル(-0.23%)
アルファベット(GOOG) 796.79ドル -5.53ドル(-0.69%)
フェイスブック(FB) 130.32ドル -0.66ドル(-0.50%)
キャタピラー(CAT) 95.66ドル -1.13ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 36.45ドル -0.10ドル(-0.27%)
ウォルマート(WMT) 66.74ドル +0.32ドル(+0.48%)
スプリント(S) 9.23ドル +0.12(+1.32%)