サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

東芝ショックが方向感を掴みづらくさせる【クロージング】

発行済 2017-02-14 15:52
更新済 2017-02-14 16:00
東芝ショックが方向感を掴みづらくさせる【クロージング】
6502
-
14日の日経平均は大幅に下落。
220.17円安の19238.98円(出来高概算21億株)で取引を終えている。
13日の米国市場では、NYダウなど主要な指数は総じて最高値を更新。
引き続きトランプ政権が数週間のうちに発表を予定している減税策への期待が高まっており、この流れを受けて、日経平均は寄付き直後には19500円を回復する場面もみられた。


その後はイエレンFRB議長の議会証言を控えていることもあり、円高への警戒から小幅ながらマイナス圏での推移となった。
さらに、予定されていた東芝 (T:6502)の決算発表が延期となるなかでセンチメントが悪化。
後場半ば辺りからインデックスに絡んだ売りが断続的に出るなか、日経平均の下落幅は200円を超えた。


東芝ショックに加えて、ロシアとの接触問題で、トランプ米大統領の国家安全保障担当補佐官を務めるマイケル・フリン氏が、13日に辞任したとの報道が円高に振れさせたようである。
東芝については最悪の場合は東証2部降格が警戒されやすい、機関投資家の保有株放出、ヘッジ対応で先物への売り圧力が強まる格好となり、さらにインデックス売りを誘発することになる。
需給不安が強まりやすいなか、積極的な売買は手控えられそうである。


イエレンFRB議長証言が通過したとしても、トランプ政権への不透明感、東芝ショックが方向感を掴みづらくさせよう。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます