サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

米国は税制改革への期待へと頭を切り替えるか【クロージング】

発行済 2017-03-27 16:19
更新済 2017-03-27 16:33
米国は税制改革への期待へと頭を切り替えるか【クロージング】
27日の日経平均は大幅に反落。
276.94円安の18985.59円(出来高概算17億6000万株)で取引を終えた。
終値ベースでは2月9日以来の19000円を下回っている。
注目されていた米国のオバマケアの代替法案成立を巡る法案取り下げを受けて、トランプ政権が他の政策課題を実行する能力に疑問符が付く結果となり、嫌気売りが先行。
19100円を下回って始まった日経平均は、その後しばらくは下げ渋りをみせていたが、前場半ば辺りには下げ幅を広げ、節目の19000円を割り込んでいる。
セクターでは東証33業種全てが下げており、証券、保険、不動産、非鉄金属の弱さが目立つ。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を上回っており、全体の8割を超えている。


まずは週明けの米国市場の動向が注目される。
米共和党は党内の造反を抑えきれず、オバマケア代替法案の撤回に追い込まれた。
次はより安全と思われる税制改革で雪辱を期す構えである。
ムニューシン財務長官は、オバマケア代替法案より税制法案の方が可決は「はるかに容易」との見解を示している。
市場が税制改革への期待に向かう格好となれば、自律反発が意識されてくだろう。


また、明日は3月期決算企業の権利取り最終日となる。
配当志向の物色のほか、配当再投資に伴う需給要因が大引け間際の需給を下支えすることになりそうだ。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます