以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家東条麻衣子(ブログ「株式注意情報.jp」、ツイッター:@kabushikichuiを運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年7月17日10時に執筆
来週から決算発表が本格化する中、決算またぎで株を保有することに抵抗のある人も多いのではないでしょうか。
決算内容が市場予想を上回ったからと言って、それまでに株価が好業績を織り込んでいると捉えられることもありますし、それとは逆に市場予想を下回った場合でも出尽くし感から買われることもあります。
そこで、決算シーズンに個人的にお勧めの投資法が「ETF」です。
決算プレイを避けたいとお考えの方には、上昇の期待が持てる指数に連動するETFへの投資も一つの投資手段だと思います。
ETFといっても種類はたくさんありますが、日経平均などの指数に連動するように設計されているものもあります。
日経平均に連動、これはつまり「その指数を構成する銘柄」をいくつも保有しているのと同じこととなり、究極の分散投資とも言えるのではないでしょうか。
今月からETFにマーケットメイク制度が導入されたことにより、今後、板が厚くなることで売買がしやすくなることや、株式だけでなく、MSCI国債や金、原油などのETFもあり様々な金融商品に投資することが可能。
また株数の最低単元も1株からと小資金から投資出来るのもメリットの一つでしょう。
世界各国の動きを見ても、ETFへの投資は拡大傾向にあります。
マーケットが不安定な動きを見せている時や、決算を控えての相場環境の中、「指数主導で上昇」などとの文言も良く聞かれると思いますが、個別株だけでなく指数に連動して動くETFへの投資は一つの有効手段ではないでしょうか。
多くの種類のETFがありますが、いつくかご紹介すると
■日経レバレッジ (T:1570)
日経平均の上昇の約2倍の利益が見込め、東証の全銘柄の中でも出来高、売買代金ともにトップクラスのETF(下落した時はその反対)。
■日経ダブルインバース (T:1357)
日経平均が1%下落した際に2%上昇するETF。
■金連動投信 (T:1328)
ロンドンにおけるロンドン渡し金価格の円換算値との連動を目指すETF。
■上場米国 (T:1547)
米国を代表する株価指数であるS&P500指数の円換算値との連動を目指すETF。
■ダイワ上場投信トピックス (T:1305)・TOPIX連動型上場投資信託 (T:1306)
TOPIX(東証株価指数)との連動を目指す上場投資信託。
■WTI原油価格連動型上場投信 (T:1671)
WTI原油先物の直近限月の清算値との連動を目指すETF。
■iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回りETF (T:1478)
配当性向や配当継続性、ROE、負債、自己資本比率等の財務指標要件を満たした銘柄の中で配当利回りが高い銘柄で構成される指数「MSCIジャパン高配当利回りインデックス」との連動を目指すETF。
ETFにマーケットメイク制度が導入されたことにより、これまで商いの少なかったETFも指数連動率が高まる可能性があり、ETFへの投資は今後幅広く注目が集まるかもしれません。
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執筆者名:東条麻衣子
ブログ名:株式注意情報.jp
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※2018年7月17日10時に執筆
来週から決算発表が本格化する中、決算またぎで株を保有することに抵抗のある人も多いのではないでしょうか。
決算内容が市場予想を上回ったからと言って、それまでに株価が好業績を織り込んでいると捉えられることもありますし、それとは逆に市場予想を下回った場合でも出尽くし感から買われることもあります。
そこで、決算シーズンに個人的にお勧めの投資法が「ETF」です。
決算プレイを避けたいとお考えの方には、上昇の期待が持てる指数に連動するETFへの投資も一つの投資手段だと思います。
ETFといっても種類はたくさんありますが、日経平均などの指数に連動するように設計されているものもあります。
日経平均に連動、これはつまり「その指数を構成する銘柄」をいくつも保有しているのと同じこととなり、究極の分散投資とも言えるのではないでしょうか。
今月からETFにマーケットメイク制度が導入されたことにより、今後、板が厚くなることで売買がしやすくなることや、株式だけでなく、MSCI国債や金、原油などのETFもあり様々な金融商品に投資することが可能。
また株数の最低単元も1株からと小資金から投資出来るのもメリットの一つでしょう。
世界各国の動きを見ても、ETFへの投資は拡大傾向にあります。
マーケットが不安定な動きを見せている時や、決算を控えての相場環境の中、「指数主導で上昇」などとの文言も良く聞かれると思いますが、個別株だけでなく指数に連動して動くETFへの投資は一つの有効手段ではないでしょうか。
多くの種類のETFがありますが、いつくかご紹介すると
■日経レバレッジ (T:1570)
日経平均の上昇の約2倍の利益が見込め、東証の全銘柄の中でも出来高、売買代金ともにトップクラスのETF(下落した時はその反対)。
■日経ダブルインバース (T:1357)
日経平均が1%下落した際に2%上昇するETF。
■金連動投信 (T:1328)
ロンドンにおけるロンドン渡し金価格の円換算値との連動を目指すETF。
■上場米国 (T:1547)
米国を代表する株価指数であるS&P500指数の円換算値との連動を目指すETF。
■ダイワ上場投信トピックス (T:1305)・TOPIX連動型上場投資信託 (T:1306)
TOPIX(東証株価指数)との連動を目指す上場投資信託。
■WTI原油価格連動型上場投信 (T:1671)
WTI原油先物の直近限月の清算値との連動を目指すETF。
■iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回りETF (T:1478)
配当性向や配当継続性、ROE、負債、自己資本比率等の財務指標要件を満たした銘柄の中で配当利回りが高い銘柄で構成される指数「MSCIジャパン高配当利回りインデックス」との連動を目指すETF。
ETFにマーケットメイク制度が導入されたことにより、これまで商いの少なかったETFも指数連動率が高まる可能性があり、ETFへの投資は今後幅広く注目が集まるかもしれません。
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執筆者名:東条麻衣子
ブログ名:株式注意情報.jp