今年3度目の利上げをすると予想されているFOMCを控え、火曜日の取引で主要通貨に対しドルは下落した。 ドルインデックスは午後5時50分時点で0.07%安の93.78になっている。
連邦準備制度理事会(FRB)は、今週2日間の会議をするが、市場からは0.25%の利上げを予想されている。
経済指標では、午後11時に消費者信頼感指数が発表される。
月曜日に米国と中国がそれぞれ新たな関税を課した。貿易戦争が世界経済の成長に大きな悪影響を与えるのではないかという懸念はいまだに市場に残っている。
ドルは円に対して高く、 USD / JPYは0.11%上昇して112.93となった。
月曜日に1.1814という3.5ヶ月ぶりの最高値を記録した後、火曜日の EUR / USDは0.10%下落して1.1761となっている。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏のインフレを「比較的活発」と示し、賃金上昇の加速が続くとの見方を示した後、ユーロは他の通貨に対し強くなっている。しかし、ドラギ総裁はまた、来年の「夏まで」現在の水準にユーロ圏の金利を留めるという約束を再表明した。
GBP / USDは0.21%上昇して1.3146になっている。