日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 9544.09 -5.52 前場終値 9550 +10
寄り付き 9596.78 寄り付き 9600
安値/高値 9534.24─9608.14 安値/高値 9540─9620
出来高(万株) 103554 出来高(単位) 24280
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[東京 24日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。前日
23日に大幅下落した反動で買われたものの反発力は弱く、買い戻し一巡後は伸び悩み。
北朝鮮が中・短距離ミサイルを発射する見通しとの報道などでマイナスに転じた後は、前
日終値を挟んでのもみあいとなった。市場からは「指し値の買いが多い。本腰を入れたも
のはなく、警戒感を持ちながらの押し目買いであることがうかがえる」(国内証券)との
声がきかれた。
前場の東証1部騰落数は値上がり739銘柄に対して値下がり803銘柄、変わらず
が153銘柄だった。
きょう午前の東京市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を前に手控えム
ードが広がったという。東海東京証券エクイティ部部長株式トレーディング業務統括の倉
持宏朗氏は「一部で報じられた、与謝野財務・金融・経済財政担当相への迂回(うかい)
献金問題も嫌気されている」と指摘した。
AP通信が米国防当局者の話として、北朝鮮が発射を計画しているミサイルは長距離で
はなく、まず短距離・中距離となる見通しだと伝えたことも、市場の様子見姿勢を強めた。
市場では「先物への売りのきっかけとして使われたようだ。上値の重たさに売りのチャン
スをねらった」(準大手証券エクイティ部)との声があがった。
半面、日経平均は急速に下げたことから市場には突っ込み警戒感もあり、心理的なフシ
目である9500円水準は維持している形だ。インベストラスト代表の福永博之氏は、信
用買い残が増加傾向にあることを懸念している。「9500円を割れた場合、含み損が発
生することになり、まとまった売りを誘発する可能性がある」と述べた。
業種別では石油・石炭、鉱業が堅調。不動産、小売、銀行はさえない。
個別では、主力株でソニー<6758.T>が下落した半面、キヤノン<7751.T>、トヨタ自動車
<7203.T>は上昇するなどまちまち。国際石油開発帝石<1605.T>、住友金属鉱山<5713.T>な
どの資源関連銘柄は買われた。
UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などの大手銀行株は総じてさえない。
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、明電舎<6508.T>などの材料株は前日比
プラスとなったものの、反落した。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com;03-6441-1784;ロイターメッセージング:
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