グループで仮想通貨取引所を運営しているインターネット関連事業大手GMOインターネット (T:9449)は28日、ゲームアプリ内で報酬として仮想通貨を配布できる「CryptoChips byGMO(以下、クリプトチップス)」を、リアルタイムサッカーシミュレーションRPG「キャプテン翼ZERO~決めろ!ミラクルシュート~」に実装することを決定したと発表した。
これは、仮想通貨配布の対応ゲームとして「Whimsical War(ウィムジカルウォー)」に続く第2弾の実装となる。
「クリプトチップス」は、ゲームアプリに実装することで、ゲーム内のランキングの上位に入った時や、ミッション達成時、アイテム獲得時などに、報酬としてプレイヤーに仮想通貨を配布できる仕組みになっているという。
報酬となる仮想通貨は、プレイヤーが予め登録したウォレット(仮想通貨口座)へ配布されるようだ。
クリプトチップスを実装したゲームの第1弾である「ウィムジカルウォー」では、ゲーム内のプレイヤーランキングに応じてビットコインを報酬として配布するイベントを定期的に実施した。
初回からの3回だけでも累計1,494名へ、総額32万3,100円相当のビットコインを配布したという。
また、2018年9月には総額300万円相当のビットコインをかけた、公式リアル大会ジントリチャンピオンシップを実施し、盛り上がったと報告している。
今回実装する「キャプテン翼ZERO~決めろ!ミラクルシュート~」は、スマートフォン向けのゲームで、新作TVアニメ「キャプテン翼」の世界を完全に再現し、主人公・翼たちの試合を追体験できるほか、「キャプテン翼」に登場する無名校等のエピソードも楽しむことができる。
同ゲームへのクリプトチップスの実装は2019年3月を予定している。
『キャプテン翼ZERO』では、ビットコインを配布するイベントを企画しており、イベントへの参加方法など詳細は、後日ゲーム内の「お知らせ」で発表するとしている。
発表に際し同社は、「仮想通貨の配布によりゲームを盛り上げ、より一層ユーザーにゲームを楽しんでいただける企画を行っていく」との意向を示している。