25日の米国市場では、NYダウが60.14ドル高の26091.95、ナスダック総合指数が26.92pt高の7554.46、シカゴ日経225先物が大阪比20円高の21570円。
26日早朝の為替は1ドル=111円00銭台と、25日午後3時時点より約40銭の円安。
本日の東京市場では、米国株高や円安など投資環境の落ち着きを受けて、堅調に推移しよう。
前日に米中貿易問題解決への期待感から買われた電機セクターを中心に幅広い銘柄の値上がりが予想される。
ただ、輸出関連株に買いが入りやすい一方で、薬品や食料品、陸運などディフェンシブ色の強い業種は利益確定売りで上値は重くなろう。
本日はファーストリテ (T:9983)やイオン (T:8267)、高島屋 (T:8233)、Jフロント (T:3086)、7&iHD (T:3382)、ユニファミマ (T:8028)などの配当落ち日に当たる。
これらの銘柄が配当の落ち分を本日中に埋めるようだと、地合いの強さが意識され、他銘柄や先物の買いを誘う形で相場全体が水準を切り上げていく可能性が出てくる。
朝方はパッシブ運用業者による配当落ち分の再投資に伴う225先物の調整買いも予想され、ファーストリテ (T:9983)やソフトバンクG (T:9984)といった日経平均の高構成比銘柄の追い風となろう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された住友林業 (T:1911)、アサヒ (T:2502)、トリドール (T:3397)、SUMCO (T:3436)、ワールド (T:3612)、花王 (T:4452)、アマダHD (T:6113)、日機装 (T:6376)、リコー (T:7752)、富士ソフト (T:9749)などに注目。