12日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回ったことを受け、米ドルは小幅安となっている。
イースターの祝日に伴って、日本と中国以外の主要市場は金曜日から連休となる。
ドルインデックスは0.1%安の96.477となっている。
ミシガン大学消費者信頼感指数は直近2か月で予想を上回っていたものの、今回は予想値の98.1を下回る96.9となった。
ただし、このデータを受けてFRBが金融政策の方針を変更する可能性は低い。
ロイターが今日報じたところによると、米中貿易協議は落ち着きを見せており、中国元は米ドルに対しやや安値で取引されている。米国政府が中国に製造業向けの補助金を縮小するよう求めていた条件は緩和された。
12日、中国は予想を上回る貿易黒字を発表し、先月の輸出が回復したことを示した。これは世界経済の成長が頭打ちになる中で貴重な朗報となった。
中国の固定資産投資、工業生産量、加えて第1四半期の国内総生産は17日に発表される見通しだ。
豪ドル/米ドルは0.7172で小動きとなっている。オーストラリア準備銀行は、直近の会合の議事録を16日に発表する予定だ。また、雇用統計は今週後半に発表される見通しだ。
英ポンド/米ドルは0.1%の小幅高で1.3095となっている。EUはブレグジットを10月31日まで延期することに合意した。それまでにメイ首相が反対派からも支持を得られるか、首相としての力量が問われることになりそうだ。
米ドル/日本円は0.1%安の111.92で取引されている。