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外国為替:ドル・ユーロは横ばい、ラガルド氏ECB総裁ヘ

発行済 2019-07-03 13:35
更新済 2019-07-03 13:36

3日の米ドルとユーロはほぼ横ばいとなっている。IMF(国際通貨基金)の専務理事であるクリスティーヌ・ラガルド氏がECB(欧州中央銀行)総裁に就任することが決定した。

ドルインデックスはほぼ横ばいの96.308となっている。

ドナルド・トランプ米大統領は、クリストファー・ウォラー氏とジュディ・シェルトン氏を連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名する意向を明らかにした。ウォラー氏はセントルイス連銀のエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めており、シェルトン氏は欧州復興開発銀行(EBRD)の米国代表でトランプ大統領の非公式アドバイザーとしても活躍した経歴を持つ。

シェルトン氏は先月のCNBCの取材に対し、理事に指名された場合は2年間で金利を0%まで下げると述べていた。

トランプ大統領は、現職のパウエルFRB議長に対して非難を繰り返してきた。また、FRBの利上げには「気が狂っている」と発言していた。

他方、米中は通商協議の再開で合意したものの、ピーター・ナヴァロ大統領補佐官(通商担当)は合意に「時間がかかるだろう」と述べた。

5日には雇用統計が発表される。6月の非農業部門雇用者は、5月から反発して164000人増となる見込みである。

オーストラリア準備銀行(RBA)が1%まで利下げすることを決定し、豪ドル/米ドルは0.26%高の 0.7013となっている。

ラガルド氏がECB総裁に就任することが決定し、ユーロ/米ドルはほぼ横ばいの1.1286となっている。

アジア株式市場が下落する中で、米ドル/日本円は0.18%安の107.69となっている。

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