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マザーズ先物概況:続落、海外政治不安による投資マインドの悪化続く

発行済 2019-09-30 15:30
更新済 2019-09-30 15:41
© Reuters.  マザーズ先物概況:続落、海外政治不安による投資マインドの悪化続く

30日のマザーズ先物は先週末比4.0pt安の861.0ptと続落となった。

高値は868.0pt、安値は856.0pt、取引高は951枚。

本日のマザーズ先物は、先週末に引き続き海外政治不安による外部環境の不透明感が重石となった。

先週末の米国市場は、トランプ大統領による対中投資制限や米市場での中国企業の上場廃止検討の発言から主要指数そろって下落。

前週末に香港で再び大規模デモが発生したことも個人投資家心理を冷やし、本日の日本市場も全面安商状となった。

前週末に伝わった一部報道によれば、米財務省は中国企業の上場廃止について「現時点で計画はない」と否定したとのことだが、依然として先行き不透明な状況のなか、投資家の先高観も高まらず、マザーズ先物も先週末賑わったバイオ関連株を中心に軟調な動きが目立った。

大引けにかけては押し目買いも入り、下げ幅を縮小するものの、先週末比でマイナスとなった。

売買代金上位では、上述したように、そーせい (T:4565)をはじめアンジェス (T:4563)、オンコリス (T:4588)といったバイオ関連株が軟調だった一方で、モブキャスト (T:3664)やアクセルマーク (T:3624)などが2ケタ台の大幅高をみせた。

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