ドル/円
正午現在 95.91/95 1.4124/25 135.46/52
午前9時現在 96.14/17 1.4098/00 135.52/61
NY17時現在 96.12/15 1.4077/83 135.24/31
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[東京 30日 ロイター]正午時点のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点
から小幅に円高が進み、95円後半で取引されている。きょうが月末、四半期末、半期末
に当たるため、ドル不足が見込まれていたが、実際ドル/円の目立ったフローは見られな
かった。他方、日経平均<.N225>をはじめアジア株が全般的に堅調なことや、米原油先物
価格
「(前日からの)株高、原油高、ユーロ高という構図はきょうも続いている。ただ、ユ
ーロ/円は短期筋の利食い売りで弱含み、これがドル/円の足を引っ張っている格好」
(外為専門会社)だという。
ユーロ/円は136円を目前に短期筋が利食い売りを仕掛けたことで135円前半まで
押し戻された。ユーロ/円の下落をきっかけに、ドル/円も一時95.84円まで下押し
した。
原油先物8月限
油関連施設への攻撃による供給懸念や、短期筋の買いを背景に急反発したが、きょうの東
京時間にも続伸し、一時73ドル前半まで上昇した。
市場では、ドル/円の底堅さを指摘する声が多くある一方で、新しい局面は来週以降と
の見通しもある。「ドル/円はこのところ下落しても95円近辺で踏みとどまっており、
下方向のモメンタムは限られている」(外為専門会社)。今週は米雇用統計やECB理事
会とイベントを控えているが、独立記念日で金曜が休場なこともあり「新局面は来週にな
ってからではないか」(同)という。
<期末要因>
ドルの底堅さの背景には期末要因もあるという。
「ドル安になれば、当局、民間とも持っている(ドル建て)アセットの評価が悪くなる。
きょうはあえて波風を立てたくないのではないか」(証券会社)。「スイス中銀の最近の
スイスフラン売り介入などは、あからさまにウィンドウドレッシングの意図を反映してい
た」(同)という。
市場参加者によれば、スイス国立銀行(中央銀行=SNB)は24日、スイスフラン売
り・ドル買いの介入を実施したとされる。SNBは為替の動きについてはコメントしない
と表明した。
朝方発表された5月の全世帯消費支出は、前年比実質プラス0.3%と予想のマイナス
1.6%を上回り、季節調整済みでは前月比プラス2.2%と、予想値のプラス1.2%
を上回った。
ドル/円、クロス円とも同発表を受けて、若干円高方向に振れた。
一方、市場では2日に予定されているJGB(日本国債)10年物入札の結果に注目す
る声もある。「今回の入札は2次補正分で年度の初めには予定されていなかったもので、
万が一入札結果が低調であれば、円売り材料になるかもしれない」(信託銀)という。財
務省は2日に1兆9000億円の10年物利付国債の入札を実施する予定。
(ロイター日本語ニュース 森佳子)
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