週明け11日の米国市場はNYダウが10.25ドル高の27691.49、ナスダック総合指数が11.04pt安の8464.28と方向感が定まらなかったが、シカゴ日経225先物は大阪日中比70円高の23370円としっかり。
12日早朝の為替は1ドル=109円00銭前後(11日大引け時点は109.02銭付近)。
本日の東京市場は米国株の上昇一服を受けて、ここ数日軟調地合いが続いているキーエンス (T:6861)やファナック (T:6954)を始めとした設備投資関連株について、引き続き上値の重い展開が予想される。
昨日は朝方に時価総額上位銘柄を中心に海外投資家の注文とみられるまとまった買いが観測されたが、TOPIXラージ70採用銘柄を中心に売り物が厚く、前場後半から値を消していく銘柄が目立った。
9月中間決算が終盤に入り、大方の銘柄で直近業績の織り込みが一段落しており、米ナスダック総合指数の軟化の影響が薄いOLC (T:4661)やJT (T:2914)など内需関連の銘柄に資金が流入する公算が高い。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された住友林 (T:1911)、大和ハウス (T:1925)、ワールド (T:3612)、扶桑化学 (T:4368)、関西ペ (T:4613)、リゾートトラスト (T:4681)、コマツ (T:6301)、ソニー (T:6758)、ローム (T:6963)、アイシン精 (T:7259)、ホンダ (T:7267)、東京精密 (T:7729)、日立ハイテクノロジーズ (T:8036)、セコム (T:9735)などに注目。