[北京 16日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は16日、第3・四半期の金融政策報告を公表し、インフレの進行を防ぐため、穏健な金融政策を維持すると表明した。
既存の融資の指標金利をローンプライムレート(LPR)に変更する計画を検討していることも明らかにした。
引き続き改革を通じて実質金利を大幅に引き下げていく意向も表明。第3・四半期の加重平均貸出金利は4ベーシスポイント(bp)低下し、5.62%になったという。
経済の下振れリスクが強まっていることを踏まえ、カウンターシクリカル(景気循環抑制的)な調整を強化する方針も示した。