[ニューヨーク 28日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して下落。この日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や月末のポートフォリオ調整を控え、警戒感が広がった。
TDセキュリティーズ(トロント)の国際FX戦略部長、マーク・マコーミック氏は、向こう数日間は動きづらい展開になるとした上で、月末の調整ではドルがユーロ、ポンド、円、豪ドルに対して売られる見込みだと指摘した。
ドルは通貨バスケット (=USD)に対し0.42%安の99.85。3月末時点では99.00だった。豪ドル
今週は経済の一部再開への期待感から株価が上昇する一方、ドルに対する選好は後退している。
スウェーデンクローナ
ノルデアのFXストラテジスト、モルテン・ルンド氏は中銀の決定について、ややタカ派だとした上で「今利下げしなかったら一体いつするのか」と指摘。金利は年内や来年にかけて据え置かれると予想した。
ドル/円 NY終値 106.86/106.89
始値 106.67
高値 106.96
安値 106.57
ユーロ/ドル NY終値 1.0818/1.0822
始値 1.0882
高値 1.0888
安値 1.0818