米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比24.9万件減の243.8万件と、予想240.0万件を上回った。
過去9週間で3900万件に達した。
失業保険継続受給者数は2507.3万人と、前回2254.8万人から予想以上に増加。
同時刻に発表された5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は‐43.1と、1980年来の低水準となった4月-56.6から改善したものの予想−40は下回った。
新規失業保険申請件数が予想を上回ったほか、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を下回ったため米国債相場は続伸。
米10年債利回りは0.68%から0.67%へ低下、ドルも軟化した。
ドル・円は117円70銭から117円65銭へじり安、ユーロ・ドルは1.0990ドルから1.1008ドルまで上昇し、1日来の高値を更新した。
【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:243.8万件(予想:240.0万件、前回:268.7万件←298.1万件)・米・失業保険継続受給者数:2507.3万人(予想:2425万人、前回:2254.8万人←2283.3万人)・米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:‐43.1(予想:-40.0、4月:-56.6)