40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ドル上昇、米小売売上高を好感=NY市場

発行済 2020-06-17 06:17
更新済 2020-06-17 06:18
© Reuters. ドル上昇、米小売売上高を好感=NY市場

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。5月の米小売売上高が過去最大の伸びを記録し、米経済の最悪期は脱したとの見方が強まった。

この日は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、公聴会で半期に一度の議会証言を行い、米経済について、新型コロナウイルス流行が制御されていると米国民が考えなければ、完全に回復しないだろうと指摘。ただ安全通貨としてのドル買いにつながり、ドル上昇の歯止めにはならなかった。

テンパスの為替トレーダー、フワン・ペレス氏は「パウエル氏の発言はかなりネガティブな内容だった。パウエル氏は現実主義者だろう。ドルがやや上昇したのはパウエル氏が言及した不確実性が理由だ。米経済のリセッション(景気後退)の長期化に備えているように見える」と述べた。

午後の取引で、ドル指数 (=USD)は0.5%高の97.019。対ユーロ (EUR=EBS)では0.5%高の1.1262ドルだった。

一方、対円

米商務省が16日発表した5月の小売売上高は前月比17.7%増と、市場予想の8%増を上回り、1992年の統計開始以降で最大の伸びを記録した。新型コロナウイルス流行の影響で過去最大の落ち込みとなった前月の14.7%減(改定)から大きく持ち直した。前年同月比では6.1%減少した。

ローゼンバーグ・リサーチのチーフエコノミスト兼ストラテジスト、デービッド・ローゼンバーグ氏は「33%の貯蓄率は新たな消費に向けた十分な手元資金になる」と指摘。最近の堅調な経済指標を受け、米GDPの縮小幅が幾分抑制されるかもしれないとし、「重要なのは第4・四半期まで持続するかどうかだ」と述べた。

取引序盤には市場心理が改善した。トランプ米政権が景気てこ入れ策の一環として1兆ドル近いインフラ計画の提案を準備しているとの報道を受けた。

ドル/円 NY終値 107.32/107.35

始値 107.30

高値 107.62

安値 107.22

ユーロ/ドル NY終値 1.1263/1.1265

始値 1.1314

高値 1.1319

安値 1.1229

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます