ドル/円
午後3時現在 93.85/90 1.4076/80 132.12/18
正午現在 94.13/16 1.4068/69 132.43/45
午前9時現在 94.28/34 1.4093/94 132.89/94
NY17時現在 94.24/27 1.4098/04 132.90/01
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[東京 16日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5
時時点から下落し93円後半。ドルは前日海外市場で1週間ぶり高値となる94.46円
をつけたが、アジア株の伸び悩みなどを背景に円売りが一服。ニュージーランドの格付け
見通しの引き下げも、円の買い戻しを誘発した。ドルは一時93.78円まで下落した。
早朝から午前にかけての取引では、中国で発表される2009年第2・四半期国内総生
産(GDP)伸び率が、事前予想を上回るとの観測から円売りが先行。ドルは一時
94.45円と海外高値に迫った。しかし、実際に発表された中国GDPが前年同期比
7.9%と事前予想の同7.5%は上回ったものの、直前の市場で8%台になる可能性も
あるとの見方が浮上していたことで、発表後の取引では円が小幅に反発した。一時は2%
を超える上昇を見せていた日経平均<.N225>が、午後に入って1%程度まで上げ幅を縮小
したことも、円の買い戻しにつながったという。
クロス円も同様の値動き。海外市場で一時133.40円と1週間ぶり高値を更新した
ユーロも131円後半まで下落し、英ポンド/円
値の155円前半から153円半ばへ反落した。
格付け会社フィッチ・レーティングスが16日、NZのソブリン格付け見通しを「安定
的」から「ネガティブ」に引き下げ、NZドルが急落したことも円の買い戻しを誘発した。
NZドル/円
ぐっては、5月下旬にムーディズが「安定的」で維持、S&Pも外貨建て格付け見通しを
「ネガティブ」から「安定的」に引き上げていただけに、フィッチのみの見通し引き下げ
が与えた影響は限られたという。
さらに、米CNBCが関係筋の話として、米金融サービスのCITグループ
17日に破産法の適用を申請する可能性が高いと伝えたことが、リスク回避的な円買い機
運を高めたとする見方もあった。
CITは日本時間のきょう朝方、「短期的に政府の追加支援が受けられる可能性は低い」
との声明を発表。破産法申請の可能性が高まっていた。
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
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