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個別銘柄戦略:ネクステージやアステラス製薬などに注目

発行済 2021-10-08 09:12
更新済 2021-10-08 09:15
© Reuters.
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8日の米国市場では、NYダウが337.95ドル高の34754.94、ナスダック総合指数が152.11pt高の14654.02、シカゴ日経225先物が大阪日中比230円高の28050円。
8日早朝の為替は1ドル=111.60-70円(昨日午後3時は111.47円)。
前日の米国市場では、米連邦政府の債務上限問題について12月末までの延長が決まったことで投資家心理が改善。
景気敏感株からハイテクまで広く買われた。
こうした米株高を受けて東京市場でもトヨタ<
7203>、IHI (T:7013)、信越化学 (T:4063)、AGC (T:5201)などの景気敏感株のほか、ソニーG (T:6758)、村田製 (T:6981)などのハイテク株、エムスリー (T:2413)などのグロース株まで広く強含みとなりそうだ。
また、WTI原油先物価格が再び上昇しているほか、米長期金利が1.5%台後半にまで上昇してきていることでINPEX (T:1605)、三菱UFJ (T:8306)、第一生命HD (T:8750)などのエネルギー関連、金融関連も堅調に推移することが想定される。
一方、中国リスクが依然くすぶる中、中国での売上比率が高いダイキン (T:6367)や日ペHD (T:4612)
などは相対的に冴えない動きとなりそうだ。
そのほか、引け後に決算を控えている安川電機 (T:6506)をはじめ、同業のファナック (T:6954)などFA関連株には様子見ムードが広がりそうだ。
その他では、昨日大引け後に好決算や業績上方修正を開示した銘柄でローソン (T:2651)、わらべやHD (T:2918)、竹内製作所 (T:6432)、エコートレーディング (T:7427)
なども関心を集めよう。
強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたネクステージ (T:3186)、イビデン (T:4062)、アステラス製薬 (T:4503)、新光電気工業 (T:6967)、キヤノン (T:7751)、伊藤忠商事 (T:8001)、ニトリHD (T:9843)などにも注目。

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