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米国株見通し:底堅い値動きか、FOMCでタカ派抑制なら買戻し

発行済 2022-01-26 13:55
更新済 2022-01-26 14:00
© Reuters.
(13時50分現在)

S&P500先物      4,368.80(+12.3)
ナスダック100先物  14,233.10(+84.0)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調。
NYダウ先物は50ドル高。
NY原油先物(WTI)は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



25日の主要3指数は反落。
ナスダックは再び売り優勢で大きく下げ、ダウはプラスを維持できず66ドル安の34297ドルで取引を終えた。
この日発表された消費者信頼感指数は予想ほど鈍化しなかったものの、前日の買戻しは後退。
連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を前に金融正常化の加速を警戒した売りが指数を押し下げた。
長期金利の上昇は抑制されたが、高水準のためハイテク株売りが下げを主導した。



本日は底堅い値動きか。
連邦準備制度理事会(FRB)が金融正常化を進めれば回復の腰折れにつながるとの懸念から、足元では特にナスダックの記録的な下げが目立つ。
ただ、FRBが引き締めを急がないなどタカ派姿勢を弱めれば、最近の株売りは巻き戻されると市場は期待する。
金利高が抑制されれば今晩決算発表のテスラなどハイテク関連が買われ、相場をけん引。
他にも割安感の生じた銘柄に買戻しが見込まれ、指数を押し上げそうだ。



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