28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性
■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円
■前場の注目材料:塩野義、コロナ飲み薬申請、国内企業初
■値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性
28日の日本株市場は、米株高を手掛かりにギャップスタートとなろう。
25日の米国市場はNYダウが834ドル高だった。
ロシアのプーチン大統領がウクライナと高官レベルの協議に前向きだとの報道を受け投資家心理が改善し、停戦交渉への期待から買い優勢の展開。
さらに、1月耐久財受注や個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回る経済指標の強い結果だったことも支援材料になった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26980円。
円相場は1ドル115円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなり、日経平均は節目の27000円を意識したトレンドが期待されそうだ。
ロシアとウクライナ代表団との停戦交渉を行うことで合意したと報じられるなか、これまでウクライナ情勢の緊迫化から弱気に傾いていた需給の修正リバウンドが意識されよう。
朝方はインデックス買いが集中しやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均を押し上げてくる可能性が高いため、節目の27000円を一気に捉えてくる可能性はありそうだ。
ただし、停戦合意に繋がるかは不透明であることから、合意できなければ再び攻撃が激化する動きとなることから、積極的には上値を買いづらいところ。
とはいえ、結果待ちのなか、新たに売り込む流れには向かいづらいと考えられ、全体としては底堅さが意識されやすいだろう。
これまで弱い値動きが目立っていたハイテク株などへはリバウンドを狙った動きが向かいやすい一方で、市況上昇などで買われていた銘柄などへは利益確定の動きが意識されやすいところだ。
そのほか、ひとまず地政学リスクは和らぐ格好となるため、個人投資家のセンチメントも改善すると見られる。
依然として短期的な値幅取り狙いの動きが中心とは見られるものの、下落基調が継続していたマザーズ銘柄などには、自律反発狙いの動きが強まりそうだ。
特に、需給調整が一巡していると見られる直近IPO銘柄へは見直しの動きが意識されやすいと考えられる。
■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円
近鉄GHD (T:9041)は2022年3月期業績予想の修正を発表。
営業損益は30億円から50億円の赤字に下方修正した。
オミクロン株による感染症が急拡大しており、運輸業のうち鉄軌道部門で旅客収入が想定を下回っているほか、流通業で来店客数が減少し、ホテル・レジャー業でもホテル部門で稼働率が低下している。
一方で、営業外収益で近鉄エクスプレスの業績が堅調に推移しており、経常利益、当期純利益は据え置いている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26476.50、+505.68)
・NYダウは上昇(34058.75、+834.92)
・ナスダック総合指数は上昇(13694.62、+221.04)
・1ドル115.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(26980、大阪比+480)
・SOX指数は上昇(3452.67、+53.52)
・VIX指数は低下(27.59、-2.73)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・塩野義 (T:4507)コロナ飲み薬申請、国内企業初
・河西工業 (T:7256)25年3月期めど米1工場閉鎖、車内装品生産見直し
・冨士ダイス (T:6167)離型容易なガラス成形金型、医療用分析デバイス向け
・日本精工 (T:6471)ロボ用アクチュエーター開発、高精度に衝突察知
・ダイヘン (T:6622)産ロボ世界シェア10%、24年3月期めど現状比倍増
・エプソン (T:6724)スカラロボ「基盤」開発、コア部品を共通化
・三菱電機 (T:6503)米社買収でUPS事業を強化
・三菱ガス (T:4182)新素材探索を効率化、日立と協力、時間半減
・浜松ホトニクス (T:6965)京大と冷却不要の磁気センサー開発、光学的に磁場計測
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■株式見通し:値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性
■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円
■前場の注目材料:塩野義、コロナ飲み薬申請、国内企業初
■値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性
28日の日本株市場は、米株高を手掛かりにギャップスタートとなろう。
25日の米国市場はNYダウが834ドル高だった。
ロシアのプーチン大統領がウクライナと高官レベルの協議に前向きだとの報道を受け投資家心理が改善し、停戦交渉への期待から買い優勢の展開。
さらに、1月耐久財受注や個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回る経済指標の強い結果だったことも支援材料になった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26980円。
円相場は1ドル115円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなり、日経平均は節目の27000円を意識したトレンドが期待されそうだ。
ロシアとウクライナ代表団との停戦交渉を行うことで合意したと報じられるなか、これまでウクライナ情勢の緊迫化から弱気に傾いていた需給の修正リバウンドが意識されよう。
朝方はインデックス買いが集中しやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均を押し上げてくる可能性が高いため、節目の27000円を一気に捉えてくる可能性はありそうだ。
ただし、停戦合意に繋がるかは不透明であることから、合意できなければ再び攻撃が激化する動きとなることから、積極的には上値を買いづらいところ。
とはいえ、結果待ちのなか、新たに売り込む流れには向かいづらいと考えられ、全体としては底堅さが意識されやすいだろう。
これまで弱い値動きが目立っていたハイテク株などへはリバウンドを狙った動きが向かいやすい一方で、市況上昇などで買われていた銘柄などへは利益確定の動きが意識されやすいところだ。
そのほか、ひとまず地政学リスクは和らぐ格好となるため、個人投資家のセンチメントも改善すると見られる。
依然として短期的な値幅取り狙いの動きが中心とは見られるものの、下落基調が継続していたマザーズ銘柄などには、自律反発狙いの動きが強まりそうだ。
特に、需給調整が一巡していると見られる直近IPO銘柄へは見直しの動きが意識されやすいと考えられる。
■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円
近鉄GHD (T:9041)は2022年3月期業績予想の修正を発表。
営業損益は30億円から50億円の赤字に下方修正した。
オミクロン株による感染症が急拡大しており、運輸業のうち鉄軌道部門で旅客収入が想定を下回っているほか、流通業で来店客数が減少し、ホテル・レジャー業でもホテル部門で稼働率が低下している。
一方で、営業外収益で近鉄エクスプレスの業績が堅調に推移しており、経常利益、当期純利益は据え置いている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26476.50、+505.68)
・NYダウは上昇(34058.75、+834.92)
・ナスダック総合指数は上昇(13694.62、+221.04)
・1ドル115.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(26980、大阪比+480)
・SOX指数は上昇(3452.67、+53.52)
・VIX指数は低下(27.59、-2.73)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・塩野義 (T:4507)コロナ飲み薬申請、国内企業初
・河西工業 (T:7256)25年3月期めど米1工場閉鎖、車内装品生産見直し
・冨士ダイス (T:6167)離型容易なガラス成形金型、医療用分析デバイス向け
・日本精工 (T:6471)ロボ用アクチュエーター開発、高精度に衝突察知
・ダイヘン (T:6622)産ロボ世界シェア10%、24年3月期めど現状比倍増
・エプソン (T:6724)スカラロボ「基盤」開発、コア部品を共通化
・三菱電機 (T:6503)米社買収でUPS事業を強化
・三菱ガス (T:4182)新素材探索を効率化、日立と協力、時間半減
・浜松ホトニクス (T:6965)京大と冷却不要の磁気センサー開発、光学的に磁場計測
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>