[国連 31日 ロイター] - 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は31日、北朝鮮が7回目の核実験を行った場合、国連安全保障理事会に再び制裁強化決議案を提出すると表明した。
安保理は26日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試射したことを受けて同国への制裁を強化する米国主導の決議案を採決。常任理事国の中国とロシアが拒否権を行使し否決された。
2006年に決議を採択して以降初めての否決となり、安保理の分裂が表面化した。
トーマスグリーンフィールド大使は、北朝鮮は「核実験に向け精力的に準備を進めている」と警告するとともに、そうなった場合、米国は「間違いなく」追加制裁を提案すると述べた。